筋トレメニュー作成方法1
前回の記事では、管理人がどのような考え方を基本にしてインナーマッスルの筋トレメニューを組み、実践しているかということを書きました。
今回は、さらに詳しく、筋トレメニューの組み方の例をケース別に紹介してみたいと思います。
アウターマッスルの筋トレを行っている場合
ジムに通っていたり、スポーツをやっていたりして、元々アウターマッスルの筋トレをする習慣がある人は多いでしょう。
その場合は、メニューの中にインナーマッスルの種目を組み入れることで、効率良く時間を使うことができます。
順番としては、ウォームアップの最後や上半身のアウターマッスルの筋トレの前に上半身のインナーマッスルを鍛えるようにするのがいいでしょう。
関連の深い種目の前に関節の状態を整えておくと、障害防止に効果的だと思います。
管理人の経験上、例えばベンチプレスで肩が痛むことが多いという人は、ウォームアップに肩のインナーマッスル種目をやっておくと、症状が改善されることがよくあるのです。
これは恐らく、インナーマッスルを適度に使うことで、関節が正しい位置に矯正される効果があるためだと考えられます。
分割法を採用している場合
体の部位をいくつかに分けて別々にトレーニングする方法(分割法)を採用している場合は、それぞれの部位に関係するインナーマッスルの種目を同じ日に行うといいでしょう。
例えば、上半身の筋トレの日は
A: インワードローテーション+アウトワードローテーション
B:スプラスピナータ
C:セレタス・アンテリオ
のうち、どれか2種目。
下半身の日は、
A: ダイアゴナルレッグレイズ+リバースダイアゴナルレッグレイズ
B:レッグアダクション・レッグアブダクション
C:ライイングニースプリット・オルタネイトレッグレイズ
のうち、どれか2種目。
という感じです。
インナーマッスルの筋トレ種目はたくさんありますが、必ずしも全ての種目を網羅する必要はありません。
色々種目を入れ替えてみて、自分自身に合っていると感じた種目を残していくようにしてみて下さい。
なお、例えばインワード・ローテーションとアウトワード・ローテーションのように、反対の動きをする種目については、バランスを取るために一緒に行うことをおすすめします。
ちょっと長くなって来ましたので、続きは次回のコンテンツに書かせていただくことにしましょう。
(管理人へのご連絡は不要です)