トレーニング回数とセット数

「インナーマッスル基礎知識」ではインナーマッスルについての基本的な事柄について説明してきました。

実際にトレーニングを行っていく上では、負荷だけでなく何回行うか、何セット行うかについても考えておく必要があるので、今回はその点について解説しておきたいと思います。

セット数・回数に関するご注意

インナーマッスルのトレーニングについては、一般的なトレーニングのように負荷と効果の関係や、何セット行った場合に効果が出やすいか?というようなデータが、まだまだ少ないのが現状です。

このサイトでは書籍や管理人の経験、またトレーニングメーカーが推奨している繰り返し数・セット数などからちょうど良いと思われる回数・セット数を記載するようにしています。

しかし、最適なトレーニング量は目的・体質などによって大きく異なる可能性もあることを理解しておいて下さい。

繰り返し回数(レップ数)

1セットあたりの繰り返し回数は、20~30回くらいが一般的です。

ただし管理人の経験では、部位によって負荷を思いっきり軽くして30~40回くらいの回数に設定した方が筋肉の動きを実感しやすい場合もあるように感じました。

このあたりは、やはり鍛える筋肉の場所や個人の体質によって違ってくると思います。

初めはとりあえず20~30回で1セットと考えて、そのくらいの回数で適度な疲労感が得られるような重量(負荷)でトレーニングを開始してみてください。

筋力トレーニングに最適な回数のイメージ図

何度も言うようですが、決して限界まで行う必要はありません。

30回行った時点で目的の筋肉が温かくなってきたり、軽く疲労しているような感覚があればOKです。

もっと少ない回数で疲れてしまうような場合は重量(負荷)を軽くし、逆に物足りないようであれば負荷を強くするか、回数を増やしましょう。

管理人の場合は、とりあえず30~40回くらいまで行っても疲労感を感じなくなったら少しずつ負荷を増やす・・・という感じで行っています。

セット数

セット数に関しては、普通の筋力トレーニングと同様に2~3セットで十分だと思います。

管理人の場合は1回に1セットずつ行っただけでもかなり効果を実感できましたので、時間が無くてトレーニング時間を確保しにくい、という人は最低限のセット数からスタートしても問題無いでしょう。

インナーマッスルのトレーニングは持ち上げる重量や筋肉の発達という分かりやすい成果が出にくいので、何よりも負担にならない範囲、面倒くさくならない範囲で少しずつ実践していくことが大切だと思います。

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