管理人が実感した効果

ちょっと個人的な話になりますが、ここで管理人自身が体験したインナーマッスルトレーニングの効果についてご紹介しておきましょう。

肩の痛みとインナーマッスル

管理人はもう十数年くらい前からスポーツジムに通っていましたが、筋力トレーニングをはじめてから数年後、時々ではあるものの、肩に軽い痛みを感じるようになりました。

ショルダープレス(肩の筋力トレーニング種目)をやっているときに肩の関節が「コキッ!」と鳴ったり、ベンチプレスをやっている時に何となく肩の内側に痛みがあったりしたのです。

今思えば、筋トレによってアウターマッスルの筋力が強くなったために、インナーマッスルとの筋力バランスが取れなくなっていたのでしょう。

そんな時、トレーニング雑誌で肩のインナーマッスルを鍛える事が肩関節の痛みを防止・軽減するのに有効だという記事を読みました。

そこで上半身を鍛える日には、必ず肩のインナーマッスルを一通り動かしてから筋力トレーニングを始めるようにしてみたのです。

インナーマッスルのトレーニングは、肩の障害を大幅に改善してくれました

するとトレーニング中の肩の痛みはかなり軽減されるようになり、数ヵ月後には痛みを感じる事はほとんど無くなりました。

また、ベンチプレスやチニング(懸垂)を行う時に肩の痛みがあるという友人に肩のインナーマッスルトレーニングを紹介したところ、管理人と同様に「痛みが軽くなった」と言ってもらえました。

セット数は両肩で合計4セット。だいたい3分くらいのトレーニングで状態を改善できたので、かなり有効な時間の投資だったことになります。

股関節の痛みとインナーマッスル

管理人は子供の頃から左足の付け根の関節がよく鳴ったので、これが何となく面白くて、わざとコイコキ鳴らして遊ぶことがありました。

しかしこれが良くなかったのか、20代の後半くらいになってから、長い間イスなどに座っていると歩いた時に脚の付け根が痛むようになってしまったのです。

日によってはまともに歩けないくらい痛みがひどい(一時的にですが)こともあり、そんな時はびっこをひいて歩いていました。

おそらく、股関節を適切な位置に固定することができなくなっていたのだと思います。

そこで、下半身の筋トレを行った後に、 腸腰筋の簡単なトレーニングを30回×3セットで取り入れてみたのです。

それから約一年、今では股関節の音は全く鳴らなくなり、脚の付け根も「時々かすかに痛む」くらいにまで改善されました。

インナーマッスルを鍛える意味

インナーマッスルのトレーニングが、全ての人にとって効果を実感できるものであるかどうかは、正直なところ分かりません。

しかし、人間の体がたくさんの筋肉のバランスで成り立っている以上、今まで鍛えていなかった体の深い部分の筋肉を活性化させることが、多くの人にプラスの効果を与える可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

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