深層筋筋トレのタイミング

インナーマッスルではなくアウターマッスルを鍛える普通の筋力トレーニングなら、最適な時間というのはある程度決まっています。

寝起きでやろうとしてもなかなか力が出ませんし、空きっ腹の状態でやっても逆効果。
さらに栄養補給もしなくてはならないので「この日のこの時間をトレーニングに当てよう」ということを準備・計画しやすいわけです。

しかし、インナーマッスルの筋トレの場合、どんなタイミングでやればいいのかと言う事について説明しているものを見たことがありません。

アウターマッスルの筋トレより前にやるのか?
それとも途中や後がいいのか?
それとも、全く別の日に時間を確保するべきなのか?

この点について考えてみたいと思います。

ただし、インナーマッスル筋トレのタイミングについては、まだ整理された情報が手に入りにくいので、管理人の経験による個人的な考えがメインになることをご了承ください。

体温と時間帯

インナーマッスルを鍛える場合も、アウターマッスルの場合と同じように体をきちんと温めておく必要があると思います。

それほど大きな筋力を出すわけではないとはいえ、骨格の間を縫うように走っている細かい筋肉を動かすわけですから、体温が下がって柔軟性が低下している状態でやるべきではないでしょう。

特に、以前に痛めた部分があったり、リハビリとして筋トレをする場合は要注意です。

時間帯としては、強いて言えば体温の上がりやすい午後が最適ですが、早い時間帯でも十分なウォームアップを行えば問題はないと思います。

栄養と疲労状態

インナーマッスルを動かすために、それほど大きなエネルギーは必要ありません。

また、アウターマッスルの筋トレほど体が消耗しないので、「筋トレのあとはすぐ栄養補給!」というほど神経質になることもないと思います。

ただし、疲労が溜まっていたり空腹や満腹の状態だと、集中力が落ちる原因になります。

通常の筋トレとの関係

アウターマッスルの筋トレの場合、トレーニングに参加させた筋肉が大きく消耗するという特長があります。

例えば腕を先に鍛えてしまうと、腕に力が入らないせいで胸の筋肉が鍛えにくくなるということが起こるわけです。

なので、一日にできる種目の数も限られていますし、順番にも注意が必要です。

しかし、インナーマッスルの筋トレの場合は、そういう心配がありません。

力が出なくなるまで特定の筋肉を「追い込む」必要が無いので、割と自由に順番を決めたり、他の筋トレ種目と組み合わせることができます。

インナーマッスルの筋トレを行う場合は、種目の順番にでそれほど気を使う必要がありません

管理人の場合

そんな訳で管理人の場合は、特にインナーマッスルのための筋トレ時間をとっていません。

アウターマッスルの筋トレを行う時に、インナーマッスルも「ついでに鍛える」という感じのメニューにしています。

例えばベンチプレスの前に肩のインナーマッスルを鍛えたり、スクワットの前に股関節のインナーマッスルを鍛えたり・・・という感じです。

こうすれば、インナーマッスルの筋トレが関節のウォームアップになりますし、わざわざインナーマッスルだけを鍛える時間をつくるよりは、ずっと時間の短縮になるからです。

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