突然の肩の痛み
インナーマッスルが関連した肩の障害にインピンシメント・シンドローム(ぶつかり症候群)というものがあります。
これは簡単にいうと、腕を動かしたときに肩のところで骨が筋肉を挟んでしまうというもの、(詳しくは「肩の障害とインナーマッスル」を御覧ください。)ですが、肩の障害の中でもこれに悩んでいる人は少なくありません。
本当ならば、
「このサイトの方法に従ってインナーマッスルを鍛えてさえおけば大丈夫!」
と言いたいところですが、予防したからといって100%できるということも無いでしょう。
実は管理人は以前にインピンシメント・シンドロームになってお医者さんにお世話になったことがあります。
障害の原因や症状の度合い、治療法については個人差もあるとは思いますが、参考データとして管理人の体験談と、考えたこと・感じたことを書いておきたいと思います。
ある日突然、肩に痛みが
それは、いつものように日課の筋力トレーニングを行っていた時のことです。
その日は主に背中の筋肉を鍛えるメニューをこなしていたので、懸垂やラットプルダウン、その後にダンベル・アームカールなどを行って一休み。
「さて、次は腹筋運動だな」
と思いつつ立ち上がったその時・・・
急に肩に鋭い痛みが走ったのです。
「あれれ?」
痛みの種類で言うと、肩の奥の部分を強くつねられているような、関節がポキっと鳴る直前の痛みを10倍くらいに増幅したような、腫れている場所を指でグッと押されているような、そんな痛み。
肩に強い負荷がかかっている時は痛くも何ともなかったのに、突然強い痛みに襲われた管理人は戸惑いました。
腕を動かすと痛いとか、力を入れると痛いとかそんなレベルではなく、ただ立っているだけで痛いのです。
肩の関節がズレたのかな?それなら位置が元に戻れば痛みも無くなるかも知れない・・・そう考えて腕を動かしてみるのですが、痛みは一向におさまる気配がありません。
それどころか、肩の痛みで腕がほとんど上がらない。
幸いなことに(?)その日は筋トレメニューのほとんどをこなしていたので、あとは腹筋だけをなんとか終わらせて終了。
腕が上がらないので着替えるのに苦労しながらも、
「次の筋トレまでに何とか治ってくれないと困るなあ」
とのん気に考えて、自分の体の自然治癒能力にまかせて様子をみることにしたのです。
(管理人へのご連絡は不要です)